移住者の声

プロフィール

夫婦
高橋 悠太さん
出身地:富山県富山市/職業:NPO職員
高橋 直子さん
出身地:愛知県/職業:会社員

地域の人とのふれあいを、増やしていきたい
高橋 悠太さん

 今年2月初旬に南砺市井波に移住し、築約85年の古民家に妻と2人で住んでいます。蔵や馬小屋、納屋も付いているんですよ。

 私はもともと富山市出身ですが、大学進学以来、11年ほど名古屋に住んでいました。当時はマンション暮らしだったこともあり、Uターンを決めた時に「住むなら古民家で」と考えていました。なぜかというと、稀少な部材が使われたワクノウチに惹かれていたこと、自分の手で家を直してみたいという思いがあったからです。

 まずは、南砺市や砺波市の「空き家バンク」という制度に登録。これは空き家の持ち主と空き家を探している人をマッチングさせるものです。その紹介で見せてもらった物件も良かったのですが、南砺市の定住関係や「とやま帰農塾」などの各種ツアーで知り合った方に紹介されて出会ったのが、今の家でした。最終的にこの家に決めたのは、10年ほど空き家だったとは思えないほど状態が良く、改修が非常に少なくて済むことが分かったからです。上下水道が整備されていて、トイレが水洗だったことも大きな決め手になりましたね。その他、電気系統とお風呂、キッチン、洗面所は業者の方に頼みましたが、合計の改修費用も安く抑えることができました。

 家自体は、正式に引っ越す3ヶ月ほど前から借りていて、居間やキッチンにフローリングやクッションフロアを貼ったり、壁に漆喰やペンキを塗ったりと、自分たちで改修していました。今までノコギリを触ったこともなく、初めての経験でしたので、ネットや本を頼りに取り組みましたね。妻の兄は日曜大工が好きなこともあり、工具を貸してくれたり、泊まり込みで手伝いに来てくれたりもしました。こんなに自由に改修させてもらっていますが、実は借家なんです。家賃も安くしていただいているので、本当に有り難いですね。実際の住み心地もいいですよ。これからは居間の押入を改修したいですね。周りからは「奥さんがよく許したね」といわれますが、私よりも妻の方が古民家に住むことに積極的だったんです。言い出したのは私ですが、ずっと潜在的に引っ張られていたような気がしますね(笑)。

 まだ住み始めてわずかですが、ここは地域全員の顔を知っているという土地柄なので、安心感が大きいです。「心配事があったら言えよ」と言ってくださる方もいますし、自家栽培の野菜を持ってきてくださる方もいます。また、ご近所の方も改修の相談に乗ってくださったり、庭の木を剪定してくださったりと、かなりお世話になっています。最初は不安でしたが、いい方ばかりに囲まれているので、今は不安は全くないですね。春以降は地域の行事やイベントが多くなり、皆さんと触れ合える機会が増えてきますので、とても楽しみにしています。


憧れの古民家暮らしは、夢を広げる
高橋 直子さん

 豪壮でかっこいいワクノウチと、レトロで可愛いガラス戸のある古民家に住んでみたいと思っていました。ですので、主人から田舎で古民家を探すという話を聞いた時は、「夢が叶っていいの!?」という感じでしたね。

 この家は、家自体の状態も良いのですが、景観も良いんですよ。特にキッチンからの眺めが気に入っています。山に向かってなだらかに勾配しているので、段々畑が連なる景観を見ることができるんです。コンビニやギラギラしたネオンがなく、のんびりとした風景にホッとしますね。また、霧がかかると幻想的になります。雪国に住むのは初めてですが、冬は大変というよりも、雪景色がきれいだなという思いの方が勝っていましたね。

 今年の1月中旬、この地域の総会でご挨拶をしたら、地域の方々からたくさんの拍手をいただけたことも嬉しかったです。ですので、愛知の実家から離れて寂しいという思いは全然ありません。これから、富山の友だちが増えていくんだなと思うとワクワクしてきます。名古屋の友だちも呼びたいですね。


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